ひとりNPO支援センターについてご紹介させていただくページです。
NPO支援をする理由、ひとりNPO支援センターの使い方をお伝えします。
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”ひとりNPO支援センター”という名前の意味
単純に私ひとりで個人事業主でやってる支援センターだから。
というのがまずあります。
それは冗談として。
ひとりで悩む人が実はたくさんいる。
人によってNPO・ソーシャルビジネスへの関わり方は様々です。
ボランタリーベースで経営をやってる役員さん。
ボランタリーベースで運営をやってるメンバーさん。
ボランティアとして活動に携わってる人。
有給(常勤・非常勤)で運営をやってるスタッフさん。
報酬をもらって経営をやってるリーダーさん(創業者または役員または事務局長として)
個人事業主・フリーランスとしてやってる人。
営利組織(株式会社等)としてやってる人。
特にリーダーとして事業やプロジェクトを引っ張っている人は、
・想いは人並み以上にある。
・真面目である。
・(得意・不得意に関わらず)周囲を引っ張っていく存在でなければならないと思っている。
こんな人が多いと思います。
加えて、事業を主体として引っ張っていったり、法人の運営や経営をやったことがある人はそんなに多くありません。
↑をやったことがあったり、これまでの経験・キャリアを活かせたりするにしても、ふだんの生活や仕事とは異なる社会的価値が求められるのが、NPOやソーシャルビジネスの世界です。
だからこそ難易度が高く、特にリーダーとなる人の負担は周囲が想像する以上のものとなります。
なんでこんなことが言えるかというと。
かくいう私がかつてひとりで悩んでました。
NPOの職員だった頃はひとりで悩んでいました。
財務の数字を追う。
収益の数字を追う。
Webマーケティングの数字を追う。
SNSの反響を数字で追う。
とてもじゃないけど、運営のその先にあるNPOとしてのビジョン実現を目指せる・考えられる状態ではなかったのです。
相談するのはいけない。カッコ悪い。
相談しにくい。ていうか誰に相談すればいいのか分からない。
こういう思い込みに勝手に縛られていました。(”勝手に”というのがミソ)
ただ、これを放置しておくと
せっかくのNPO・ソーシャルビジネスが持続・発展していきませんし、
今まさに社会課題の当事者が困っている状況は改善されません。
もちろん、そういう人たちがいる、というのを中間支援の人たちもわかっています。
だからこそ、いろんなスキルや考え方を学べる講座やセミナーの機会はいっぱいあるのです。
でもそれを自分たちがやりやすい形に落とし込める人はそんなにいませんし、
中間支援組織もそこまで支援の手を伸ばせません。
そうなるとどうなるか。
貴重な時間とお金を使って、
「そういう考え方・やり方がある」というのを「知るだけ」
ともすればせっかく学んだことが「忘れ去られる」
ということが往々にして起こるわけです。
これを知っていて、かつ前職でめちゃくちゃ自覚しているからこそ、
・ひとりで悩むことはない(し、なんの解決にもならないこと)というメッセージと、
・なんか相談してみよう、という機会と、
・自団体がやりやすい考え方を一緒に考えられる機会
を用意すればこの状況を変えられると思い、サービスを整理し事業名を「ひとりNPO支援センター」としました。
ひとりNPO支援センターのビジョン
行政も企業も入り込めない非常に無理ゲーな世界が、このNPO・ソーシャルビジネスの世界です。
悩みながらもただがむしゃらに挑み、ガンバっている人たちを私は心から尊敬してます。
ですが、
しっかり専業でやりたいけど(難しい)
当事者からお金を受け取れないから(難しい)
法人・事業を運営するリーダーとしての力がないから(難しい)
という口に出しにくい悩みがたくさん出ているのも事実です。
悩んでいる彼らもまた
自分が送りたい人生を送っていい、
自分がやりたいと心の底から思ったことを活動・事業として思いっきりやっていい、
ひとりの個人であるにもかかわらず、
です。
ただ誰かの犠牲や善意だけでなんとか回る世界、というのは早晩疲弊すると思っていますし、そうなってしまうと困るのは
今まさに社会課題に直面し困っている人たちです。
NPO法ができて20年、ソーシャルビジネスという言葉が世に出てきて十数年立ちますが、
この状況は現在も変わっていません。
このままにしておくのは、この世界に関わり続けてきた身としては非常に心苦しいですし、
誰も先陣切ってやらないなら、私自身がこのひとりNPO支援センターとしてやる意義はじゅうぶんに高いと思っています。
そのため、ひとりNPO支援センターのビジョンを下記の通りとしました。
「自身の幸せ」と「社会的価値」両方を実現するリーダーを輩出し、
自団体らしい「在り方」「やり方」で続けられる団体を輩出し、
彼らが集中して取り組める「環境」を提供することで
社会的価値が適正な対価として循環する国にすること
ひとりNPO支援センターをどうぞよろしくお願い致します。